Kubernetes Meetup Tokyo #25に参加してきた
Kubernetes Meetup Tokyoとは
Kubernetes Meetup Tokyoは、Kubernetesのユーザが集まり、KubernetesやKubernetes周辺のソフトウェアについて、情報交換、交流をするイベントとなっています。
※当日の様子は下記で配信されています
入門、Kubernetes Persistent Volume
発表者: 坂下 幸徳(Twitter: @ysakashita3, GitHub: ysakashita), 所属: ゼットラボ株式会社
KubernetesのPV(Persistent Volume)に関する発表でした。用語の整理から、ストレージの種別、k8s内部における動き、よくあるQAなどとても丁寧にまとまった内容で、普段PVを頻繁に利用していない私でもスムーズに理解することができました。
PVに不安を感じる方はぜひ一度見て見ると良いと思います
KubernetesにおけるCSIについて
発表者: 早川 大貴 (Twitter: bells17_, Github: bells17), 所属: 株式会社IDCフロンティア
Kubernetesなどのコンテナオーケストレータにおけるストレージを利用する際の共通仕様であるCSI (Container Storage Interface)に関する発表でした。
CSIが必要とされている背景や、CSIによってどういった点が定められているのかがまとめられていて興味深い内容でした。 またボリュームプラグインのソースコードをKubernetesから除外することで、Kubeletなどのimageのサイズが小さくできるのも嬉しいと感じる点でした。
How to develop the high-available Redis database application on Kubernetes
発表者: Ran Xu (Github: fengzixu Twitter: Haierdi0715)
最後のセッションは英語での発表でした。 調べたのですがスライドは確認できませんでした。
内容としてはRedis ClusterをマネジメントするOperatorに関する内容でした。
@inductorさんがTwitter上で実況してくださっていたのがとてもわかりやすくて助かりました
⬇︎このあたりから [https://twitter.com/inductor/status/1194573349914988544:embed]
Kuberneteはクラスタ管理やインフラ管理に長けていることを利用し、高信頼性なデータ保持性、高可用性をもったRedis Clusterを構築することが目的のようでした。
時間の関係上スキップされた内容が多かったのですが、Redis Clusterを関するControllerやRedis ClusterにアクセスするためのSLB (Super Load Balancer)と呼ばれるLBを実装した話がとても印象的でした。
発表の最後にこのRedis OperatorがOSS化される準備ができているとのことをおっしゃられていたので公開されるのが待ち遠しいです。
LT
LTは予定の都合により参加できなかったのですが、どれも面白い内容+参考になる情報が盛りだくさんでした。
※LTを含むスライドはこちらで確認できます